MAX VOLTAGE―スーパースター体験ステージ―

実機について

"歓声を全身に浴びる、絶頂感。"


2016年、バンダイナムコエンターテインメントから登場。
同社の期間限定イベント「VR ZONE-project i can-」で公開された、バーチャルリアリティ(VR)の研究用筐体の一つである。
(2016年4月15日〜10月10日まで)
このVRアクティビティは、公開期間中の7月15日に新たに追加された。

筐体は小型の防音室の様な構造になっている。
部屋の各所には、体験者の位置を認識するセンサーやカメラが設置されている。
体験者はVRゴーグルとヘッドホン、手には"Vive"のコントローラーとマイクを持つ。
部屋のドアが閉じられてアクティビティが始まると、VRゴーグルの映像に切り替わり、
ステージ下の奈落からエレベーターで、ライブ会場のステージへ上昇する。
ライブ会場内は、約2000人の観客が取り囲むように体験者に向かって声援を送っている。
体験者は実際にステージで歌いながら観客の声援に応え、ライブ会場を盛り上げる。
観客は体験者の位置や声・手の振り方にも反応し、あまり特定方向ばかりの声援に応えていると、
放置された観客のテンションが下がってしまう。
アクティビティで使用される楽曲は「夏祭り」「リンダ・リンダ」の2曲。


【参考資料】

バンダイナムコエンターテインメント「VR ZONE-project i can-」公式サイト
(https://project-ican.com/)

これまでの筐体ミニチュアと応用なので制作法は端折りますが、筐体ミニチュアは細かい部分も拘って制作しました。
ドアは開閉可能になっていて、天井も取り外して内部も鑑賞出来ます。

2016年9月3日…
リアルドライブ」の筐体ミニチュアを制作した後、お盆前に奇跡的に予約の取れた「VR ZONE-project i can-」を体験!!

VRを最大限に生かした近未来のカラオケと言う事で、非常に興味深いアクティビティでありますが、
実は作者、カラオケが大の苦手でして…
一応、部屋は密閉構造になるものの、筐体外のモニターで他のお客さんに見られてしまう事が分かり、早々に諦めました。